コーヒーが禁止??5つの国のストーリー

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過去、コーヒーを禁止しようとする試みが行われた国があるみたい。

その事例を見てみましょう。
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1.サウジアラビア、メッカ

コーヒーは過激な思想を刺激して、反政府勢力を結集させると信じられ、1511年に禁止された。イスラム教のスーフィー派が、葬儀の祈りの際の眠気覚ましにコーヒーを回し飲みしたというが、コーヒーの発音が、禁止されているワインを意味する「カフワ」に似ていたため、誤解を招き、禁止に至ったようだ。

2.イタリア

ヨーロッパにコーヒーが入ってきたのは16世紀。聖職者たちは、悪魔の飲み物として禁止しようと圧力をかけたが、教皇クレメンス8世がそのおいしさの虜になり、コーヒーに洗礼を受けさせればよいと機転を利かせたという。教皇の祝福の強い後押しをを受け、コーヒーハウスはヨーロッパで急速に広がった。

3.コンスタンティノープル(現在のトルコの都市イスタンブルの前身)

1623年、ムラト4世はオスマントルコの皇帝として即位すると、コーヒーを禁止し、罰則を科した。最初の一杯でむち打ち。二杯目は革袋に入れられて、ボスポラス海峡に投げ込まれるというものだった。

4.スウェーデン

1746年にコーヒーを禁止。さらにコーヒー用の道具まで禁止して、警官がカップや皿まで没収した。グスタフ3世は、死刑の決まった殺人犯にコーヒーを飲ませ、何杯飲めば死ぬか、医者に観察させた。犯罪者にとってはありがたく、医者にとっては退屈極まりないことだった。

5.プロイセン王国(現在のドイツ北部からポーランド西部)

1777年、プロイセンのフリードリッヒ大王は、コーヒーが国内のビール消費量を阻害していると懸念。コーヒーよりもビールのほうが優れていると主張して、コーヒーを禁止した。大王は朝ビールで目覚めるのは、いいことだとしてビールを奨励した。

via:5 Historical Attempts to Ban Coffee



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